朝ドラ「おちょやん」105話 4月30日のあらすじ
春子が嬉しそうに帰ってくる。
苦手な作文をちゃんと読むことができた。
途中ちょっと間違えたけど、春子おばちゃんに言われたとおり大きな声で読んだら、友達が応援してくれた。
春子おばちゃんのおかげや。
「これからも私のそばにずっとおってな。
どこにも行かんといてな。」
そして千代はラジオドラマの出演を決意する。
ラジオドラマの顔合わせの当日。
家で栗子が花かごをさしだす。
栗子は「名のらん方がええと思ったけど・・・」
その花かごは千代のもとへこれまでも何度も届けられたあの花かご・・・・
もしかして？
千代は「ずっと見ててくれたんですか？」と驚く。
栗子は、千代が女優として頑張っていることを知って、
「なんや知らんけど嬉しゅうて…。涙が止まらんかった。それからこっそり・・・」
ずっと千代を見守り続け、節目節目で花かごを送ってきた栗子は、
１年前に千代が一平との離縁が決まってからの最後の芝居も観劇していた。
千代が道頓堀を去り、１人泣き濡れた山門に栗子がやってきたことに、
千代は
「そうだったのか。
１年前も最初から心配して姿を現してくれたんや」と栗子の気持ちがわかった。
「わてはあんたのお芝居が大好きやねん。
本番きばってな。
これからもずっとあんたのことを応援してるさかい。」
ラジオドラマの顔合わせで、千代は大きな声で自己紹介をする。
「もうお芝居をやめるなんて、言いません。がんばります。」
朝ドラ「おちょやん」105話 4月30日の感想
栗子が花かごの人だったのですね。
栗子が千代をずっと見守ってきて、
「わてはあんたのお芝居が大好きや。」と言って
二人が分かり合えるところはすごくよかったです。
・・・でも・・・
最初の千代を追い出した時のほどい継母の栗子のイメージと違いすぎる。
あの時の栗子はひどかったよ。
家事を千代にさせて、自分は三味線をつま弾くだけ。
結局、テルオと千代とヨシオと何か月一緒に暮らしたんだろう。
1，2か月しか一緒に暮らしていない他人の女の子のことを
いつまでも気にかけて見守るんだろうか。
千代を奉公に出したあと、すぐ家を出たのならヨシオの面倒もみてないんだし。
千代は「ヨシオのことだけは、お願いします。」と栗子にお願いして家を出たのに。
あんな継母が千代のことをずっと見守り続けていたなんて、無理があるわー。
脚本がおかしいわー。
栗子がこんなにいい人なら、最初の栗子をもうちょっと違う人物像にしてほしかった。
あと、千代がラジオドラマに復帰することを決意するところですが、
一体、どの場面で決意したのか、わからなかった。
春子が「作文を読むのをちょっと失敗したけど、友達が応援してくれて、ちゃんと読むことができた。」っていうところ？
失敗しても応援してくれる人がいたら、やり直せるから？
それとも「これからも私のそばにおってな。どこへも行かんといてな。」と言われて、
やっと自分の居場所ができた、と思ったから？
じゃあ、岡安のみんなや、カンジの立場はどうなるの？
カンジは、「ぼくがいてますやん。」と言って、
つらい時、支えてくれたじゃないですか。
そのカンジに黙って家を出て、姪の一言で女優を復帰するの？
なんかねー、脚本がおかしい。
お涙ちょうだい、にしているけど、
いろいろと考えたらおかしい。
というわけで、ちょっと「おちょやん」の脚本の疑問が次々と浮かぶ私でした。
最後に
来週からはラジオドラマが始まりますね。
ラジオドラマが成功して、一平をギャフンと言わせるのでしょうか。
千代はいい子ぶりっこだから、本音を一平に言ってほしい。
「あのまま、劇団にいてたら今のうちはなかった。
あんたと別れて、ほんまによかった。」
くらいのことは言っておやり。
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