朝ドラ「おちょやん」104話 4月29日の感想とあらすじ~脚本家の長澤さんの説得にじ~んときた

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朝ドラ「おちょやん」104話 4月29日放送分のあらすじ

栗子の家を出る千代とアタロー。
「何べん来てもろうても、返事は同じだす。」
「いや、もう、けえへん。(来ません)
 僕もやらなあかんこと、ようけありますねん。
 今度のラジオドラマは絶対に成功させたいんです。」
「あとは千代ちゃんが決めることや。」
「もう来ない」と聞いた千代はちょっと肩すかしで茫然としてしまう。

アタローが帰る途中、脚本家の長澤(生瀬勝久)が露天のおでん屋にいるのを見かける。
長澤は「彼女はええもん、持ってる。でもどないにええ役者でも本人にやる気がないとそれまでや。
誰かに無理強いされて迷いながらやったところで、ええ芝居はできるはずはない。」と言う。

栗子の家。
千代は春子の作文の宿題を見ている。
作文を読むのが苦手だという春子に、
もし失敗して他の子がわろうても友達は応援してくれる、大きな声で読めば恥ずかしいことなんては吹き飛んでしまう、と言う。
春子は、「もうお芝居はやりへんの?見たかったなあ。千代おばちゃんのお芝居・・・」とつぶやく。

夜、春子が寝たあと。
栗子は千代に、
「あんたがきてくれてから、あの子もえらい明るうなった。
ここへ残ってくれておおきに。」
「さくらが死んだときに、うちも死のう思うたけど、春子がおったおかげで思いとどまった。」
「ただ、おってくれるだけでええ。それで十分や。芝居してへんかってもあんたはあんたや。」と言う。

次の日
栗子の家の前に長澤が待っている。
部屋で長澤は千代を説得する。
断られるのをわかっているのに、なぜ来たか?と問われ、
「後悔せえへんためにです。
アタローとあなたのやりとりを聞いていて、その場を離れることができなかった。
あれこそ、私たちが目指すものなんやてそう確信しました。」

「戦争で失われた家族団らんをもう1度、この国に取り戻したい。
家族を失った子供たちに、生きてさえいればおもろいことがおきる。
あきらめたらあかんのやて、と教えてやりたい。
力を貸してください。竹井さん。」

でも千代は、
「うちには無理だす。つらいことを思い出しそうで怖いんだす。堪忍しておくれやす。」と断る。

最後に長澤は、
「お芝居はもう、つらい思い出でしか、あらへんのですか?
 やとしたら残念です。」
と言って、去っていく。

朝ドラ「おちょやん」104話 4月28日の感想

今日は昨日のアタローさんに引き続いて、脚本家の長澤さんが千代を説得に来ました。
長澤さんを演じている生瀬勝久さんですが、演技がうまい!
説得力がある。
セリフも聞き取りやすい。

「家族を失った子供たちに、生きてさえいればおもろいことがおきる。
あきらめたらあかんのやて、と教えてやりたい。
力を貸してください。」

のセリフには、じーんときました。
千代の心もだいぶ揺れ動いてきましたね。
芝居をすると、一平やトウコのことを思い出してつらくなる・・・
もうあの世界には戻りたくない。
芝居と無縁の世界に生きて、あの頃のことは全部忘れてしまいたい。

千代はかたくなに拒んでいますが、それは自分がいやなことを思い出してつらくなるため・・・
長澤は、「この国のために、子供たちのために、お願いします。」と頭を下げました。
人のためにお芝居をする、仕事をする。
今までは、自分が芝居が好きだったから芝居をしていたけど、
人のために、もう1度芝居をして、役にたちたい・・・
という気持ちの変化が少しずつ現れてきたと思います。
千代が芝居の世界に戻るまでもう一息。
誰が千代の背中を最後に押すのでしょうね。

私も若いころは自分のためにだけやりたいことをやって、生きてきたのですが、
この年になると、人のために何かをしてあげたい、という気持ちが出てきました。
今まで私に関わってくれた人たちには、幸せになってほしい。
いろんな人に親切にしてもらって生きてきましたが、恩返しがしたいなあ、と思います。
でも亡くなられてしまった方も多くて、生きている間にもっとお礼をしたかった・・・
そんな風に感じる今日このごろです。

最後に

来週からはラジオドラマが始まるんでしょうね。
ラジオドラマ、どんなドラマかなあ、楽しみです。

「おちょやん」はいつまでだろう、と調べてみたら、5月15日までなのですね。
あと2週間ですね。
不倫略奪のとことから、おもしろくなってきたので、
がんばって感想を書いていきたいと思います。

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